近頃組織のトップによる「パワハラ問題」が後を絶たない傾向がありますが、また残念なニュースが飛び込んできました。
兵庫県知事・斎藤元彦氏によるパワハラ疑惑で、パワハラを告発した元幹部の男性職員(60)が7月7日に自殺したと見られています。
この記事では、男性職員が作成した『告発文』の内容を深掘りしていきます。
元兵庫県知事・斎藤元彦氏パワハラ⁉告発文の内容とは
2024年3月12日に元兵庫県西播磨県民局長(部長級)だった渡瀬康英氏が作成したとされている、兵庫県知事・斎藤元彦氏への『告発文』について調査していきます。
パワハラ告発文書の内容‼
元西播磨県民局長(部長級)の男性職員(60)が訴えたパワハラなどを記載した、『告発文』の内容について調査していきます。
告発文の内容まとめ
4枚にわたる『告発文』には、どのようなことが書かれていたのか?まとめていきます。
告発文には「知事のパワハラは職員の限界を超えている」「知事のおねだり体質は県庁内でも有名」と記されていて、政務で斎藤知事が加西市の企業から6万円相当の商品が贈られていたことや、職員へのパワハラなど7項目にわたって知事への批判や疑惑が書かれていました。
引用元:『選挙ドットコム』/2024.5.9
告発文に書かれていた主な内容
- 知事のパワハラは職員の限界を超えている
- 知事のおねだり体質は県庁内でも有名(政務で加西市の企業から6万円相当の賞品が送られていた等)
- 職員へのパワハラなど、7項目にわたっての知事への批判・疑惑
- 2021年知事選での県幹部による事前運動
- 2023年7月の斎藤の政治資金パーティーにおける県信用保証協会理事長らによる購入依頼
- セ・パ優勝パレードにおけるキックバック強要
この『告発文』に書かれていることは事実なのでしょうか⁉
パワハラを告発された、兵庫県知事・斎藤元彦氏が2024年3月27日に開いた記者会見での発言をまとめていきます。
「県民局長としてふさわしくない行為。本人もそれを認めている。事実無根の内容が多々含まれている。職務中に職場のパソコンを使用して作成したと本人も認めている。職員の信用失墜、名誉棄損、法的課題がある。被害届、告訴も考えている。内容はウソ八百だ。ありもしない内容だ。県の業務上のダメージで看過できない」と激怒。
引用元:『ニュースサイト ハンター』/2024.4.2
- 告発した男性職員が職務中に、職場のパソコンを使って文書を作成したことに対する非難する内容
- 事実無根の内容が多々含まれていること
- 職員としての信用失墜(しっつい)、名誉棄損、法的課題があり、被害届、告訴も考えていること
告発された兵庫県知事・斎藤元彦氏は、以上のことを会見で激怒しながら述べていました。
※詳細が分かり次第、追記もしていきます。
斎藤元彦の“座右の銘”とは…
斎藤元彦氏は、2021年7月に自民・維新の推薦で兵庫県知事選に出馬して当選しました。当選した翌月の8月、MBSの番組に出演した際に自身の『座右の銘』を紹介していました。
その『座右の銘』とは、「雲中雲を見ず(うんちゅうくもをみず)」。この言葉は知事の亡くなった祖父からの言葉だそうで、
- 「雲の中にいると雲の姿が見えなくなるように、自分の姿はなかなか客観的に見られない」
- 「大きな権力を持つ知事はともすれば県民の皆さんと乖離(かいり)することもありえる」
- 「自分をしっかりかえりみてやっていく」
兵庫県知事に当選した際には、“自分の姿は客観的に見られないから、自分をしっかり省みてやっていく”と力強く発言されていましたが、頭では分かっていても感情のコントロールが追い付かなかったのでしょうか、、、。
斎藤元彦のプロフィール
- 名前:斎藤 元彦(さいとうもとひこ)
- 生年月日:1977年11月15日(現時点46歳)
- 出身地:兵庫県神戸市須磨区
- 出身校:東京大学経済学部卒業
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