沢尻エリカさんは2005年に出演した映画『パッチギ！』やドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)で演技力を高く評価され、その後も数多くの映画賞・新人賞を受賞しています。
女優として活躍していた沢尻エリカさんでしたが、2019年11月16日に合成麻薬MDMAを含む粉末を所持していたとして麻薬取締法違反の容疑で逮捕されました。
不祥事を起こした背景には沢尻エリカさんの複雑な生い立ちが関係していると言われています。その中でも母親・リラさんが沢尻エリカさんの人格形成に影響していることが大きいということが分かりました。
今回は沢尻エリカさんが不祥事を起こした原因として考えられる、母親・リラさんについて調査していきます！
沢尻エリカが捕まったのは母親が原因だった!?
母親リラさんの素顔
沢尻エリカさんの母親・リラさんはアルジェリア生まれでフランス育ちのベルベル人です。
ベルベル人とは？…北アフリカに4000年以上前から住んでいる先住民族です。北アフリカ地域は古代から多くの国家からの侵略を受け、イスラム化やフランスによる植民地化などの歴史を経てベルベル人たちは多くの苦難を乗り越えてきました。
ベルベル人の女性には美人が多いことでも知られています。ベルベル人の女性は、色っぽくて可憐で魅力的な方が多いそうです。
サハラ砂漠があるモロッコという国には、超絶な北アフリカ美人がいるということです！
ベルベル人の血を持つ沢尻エリカさんや母・リラさんが誰もが羨む美貌なのもうなずけますね‼
母親リラさんはシェフだった！
沢尻エリカさんの母・澤尻リラさんは地中海料理「リラズテーブル」を経営していましたが、2007年3月をもって閉店しました。こちらの地中海料理店は沢尻エリカさんが稼いだお金で開店したということです。リラさんが自らオーナーシェフも務めていたそうです。
過去には地中海料理レシピ本を出版されています。
どれも繰り返し食べた大好きな母の味です。
沢尻エリカさんも母が本を出版するにあたってこのようにコメントを寄せていました。
沢尻エリカが捕まった原因①…壮絶な生い立ち
沢尻エリカさんは幼少期の多感な時期に、様々な苦労があったようです。
エリカさんが９歳の時に父親が事業に失敗し、そこから父親は失踪しました。エリカさんが15歳の時にいったん家に帰って来るもその年に癌で死去しました。
父は事業に失敗するまでは競走馬を数十頭所有するなど資産家であったということです。裕福な家庭で育ったエリカさんは子供の頃、乗馬やダンス、ピアノを習っていました。
そして父親の死去から間もなくして、高校1年生の時に次兄(2番目の兄)をバイク事故で亡くしています。
立て続けに愛する家族を失ったエリカさんは想像を絶する悲しみだったに違いありません。
沢尻エリカが捕まった原因②…母・リラさんの影響
リラさんと結婚した夫は日本人の澤尻 義勝さんです。エリカさんはハーフということになります。
リラさんは結婚後、3人のお子さんに恵まれました(男、男、女)。エリカさんは3人兄弟の末っ子ということですね。
リラさんは元々酒癖が悪いところがあったそうです。
「リラさんは酔うと誰にでもケンカを売って近所から嫌われていましたね。エリカちゃんはそれでもママが大好きで、夜のお店から帰ってこないリラさんを探して、“ママは？ ママは？”って歩き回っていました。寂しかったんだろうね」（リラさんが通っていたスナックの常連客）
そのころ、義勝さんはがんで死去。さらに沢尻の兄がバイク事故で亡くなるなど不幸が重なり、リラさんの酒量はさらに増えていったという。
「エリカちゃんが芸能界で稼いだお金でリラさんは地中海料理店を開いたんだけど、そこでも酔っ払ってケンカしてました。エリカちゃんはよくカウンターで酒を作ってくれましたね」（別の常連客）
引用元：『週刊女性PRIME』
リラさんはお酒に酔うとすぐにケンカをするという酒癖の悪さがあり、エリカさんの幼少期にも夜のお店にのみに行き帰ってこないリラさんを母が大好きなエリカさんは寂しくて探していたそうです。この頃の心の傷が癒えないまま大人になったエリカさんは、薬物に依存していった可能性が大きいです。
もしかするとリラさんは、アルコール依存症だった可能性もあります。このように親のアルコール問題などを持った、機能不全家庭で育った子どもにはどのような影響があるのか調べました。
機能不全家庭とは？…ストレスが日常的に存在している家族状態のことです。主に親から子どもへの虐待・ネグレクト（育児放棄）・子どもに対する過剰な期待などの様々な要因が家庭内にあり、子育てや生活などの家庭の機能がうまくいっていない状態です。
出典元：『りたりこ発達ナビ』
機能不全家庭で育った子どもの特徴
- 他人から認められたくて、逸脱した行動をとる
- 感情の波が激しく、自分でも止められない(感情のコントロールが苦手)
- 依存的な恋愛関係をとる
- 相手に依存して、どんな手段を使っても離れないようにする
- 何をしても楽しいと思えないうつ状態
幼少期の家庭環境から心の安定を図るために、薬物依存になっていったと考えられます。
そして世間を賑わせた、沢尻エリカさんが2007年の主演映画『クローズド・ノート』の舞台あいさつで発した「別に…。」事件がありましたが、その事件に対して母・リラさんがこのようにコメントをされていました。 /引用元：『大阪スポーツ』
4列目の真ん中ぐらいで見ていた。そしたら、エリカがあんな態度を取った。ショックだったよ。私が元気だったら、その場で立ち上がって『コラ～！』と叫んで、ステージに上がってブン殴ってた。
私と同じで感情を全部表に出しちゃう性格だから。
エリカは普通の女の子。何でみんな『エリカ様』って呼ぶ？おかしいよ！これは差別。
いま私、いろんな手を使って最初にエリカ様って呼んだヤツを探してる。アナタも知ってたら私の前に連れてきてほしい。あの子は私が守る。いいですか、私を怒らせたら大変なことになるんですよ。もし(犯人を)見つけたら？ぶっ殺す！訴える！告訴する！
リラさんは感情的な女性のようですので、エリカさんの性格も母親譲りみたいです。
沢尻エリカさんが捕まった原因③…芸能界入り
エリカさんは小学6年生の時に雑誌『りぼん』の懸賞ページのモデルとしてデビューしています。その後雑誌『二コラ』のモデル・ニコモとして活動しました。
高校生の時に、女優としての活動を始めています。その後数々の作品での演技力を高評価され、名誉ある賞を受賞しました。
奇遇にも沢尻エリカさんと同じ誕生日である(4月8日生まれ)芸能人のピエール瀧さんも沢尻エリカさんと同じ2019年にコカインを使用していたとして、麻薬取締法違反の罪で逮捕されています。ピエール瀧さんは薬物に手を染めた理由として、次のように述べていました。
最近は映画やドラマなど多様な仕事が来るようになった。ありがたいことだが、時間的、精神的に追い詰められた。早朝に家を出て深夜に帰る生活の中、薬物以外にストレス解消法を見いだせなかった。
売れっ子でプレッシャーのかかる仕事が重くのしかかってきていた沢尻エリカさんも、『芸能界』という特殊な世界に身を置くうちに時間的にも精神的にも追い詰められていたことが考えられます。
素晴らしい能力と生まれ持った美貌の持ち主ですので、これからは無理せずに自分らしく幸せになってもらいたいです！
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